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宮ーooigawa2

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        2017-08-28      

父 癌を患う。

原発性肝臓癌。 ステージ3。 11センチ 巨大腫瘍。
血管も含み ---の可能性あり。

肝臓摘出切除手術完了。 ICUから一般病棟に移転。 手術から間も無く二週間。 退院まであと数日か、、、。


ジュリアは 試乗も済み 納車まで秒読み段階。



落ち着きつつも まとまらない感情。



        2017-08-01       1946回目










Giulia Ti Super










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アルファロメオと言う車は不思議な車である。
自分の場合まず先に『嫌う』と言うイメージから必ず入るのだ。
確かに中には美しく魅力的なモデルもある。
それでも何か『格好付けただけの車』の様なイメージがあったり その個性的過ぎるスタイルに嫌味を感じたりする事が多かった。

この箱型の何の変哲も無い地味な車もそうだった。
惹かれる要素の乏しい容姿は 多少のアクはあったとしてもメーカーの持つ派手なイメージほど魅力的に感じる事は まず無かったのである。



それがどうした事か こうしていつの間にか惹かれてしまっている、、、。

思えばこう言うことは以前にもあった。
アルファロメオ156スポーツワゴンと言う車があった。
クセのある容姿と実用性の乏しい車体を最初見て とても好きになれないでいた。
それがいつの間にか惹かれてしまい そして購入に至っている。

『まずは否定的なイメージから入る。』
それがどうしてなのか正直今でも自他を説得出来る合理的な説明が出来ないでいる。









今回の場合、、、
今から思えば 後に少しずつ加わっていった知識によって 確かにこの車のイメージは変化していった。

初対面のインスピレーションはあまり良くない。
しかしながら本当に少しずつではあるが徐々に心を許していく人間関係の様に この車を知る度に何かが変わっていった。




例えば この車は当時の有名なデザイナーによって描かれた車ではない。
この車は アルファロメオ社内のデザイン部門のある無名な人間によって描かれていている。
一見して少し地味な車に感じてしまうのは恐らくそのためなのかもしれない。

しかしながら見た目だけでは売れない事を知っているメーカー側の見地は 見た目を重視するデザイナーに比べて恐ろしく堅実だ。
アルファロメオは当時珍しかった風洞実験を執拗に行い より空力的なフォルムと広い室内スペースの両立をついに成功させている。

ここで驚いて欲しいのだがこの車はこの時代 Cd値=0.34を実現しているのだ。
それは あの流線型で美しいジャガーのEタイプでさえ0.44だったことを思えば このジュリアの設計がいかに思慮深いものだったかを認めざるを得ないだろう。
アルファロメオは ファミリーカーとスポーツカーの異なった個性の融合に成功したのである。




新しく得た知識が根付いた時 今までのイメージが大きく変わる時がある。

ジュリアTIの産まれた生い立ちや そのスタイルの理由を知ったとき...

そして その精妙なカーブやベルトライン下の丸い凹断面が見えたとき...

さらに カムテールから生まれた優れた空力と内面に持つ活発なパワートレインを知ったとき...

ジュリアTIの持つ 知る者にしか見えない美しさを ついに感性と言う肌で直に感じ取ってしまったのである。










アルファロメオと言う車はかつて古い記事にも書いたがレースとかけ離れて考えることの出来ないメーカーである。

確かにレースの結果が 車の販売業績に直接関わる時代だったので他社でもレースには比較的積極であった。
しかし それよりもメーカーとして意地でも他社に勝ちたかったのが アルファロメオと言うメーカーなのだ。
フェラーリの創業者エンツォ.フェラーリが アルファロメオのレースドライバーだったのも有名な話しである。




ここで再び言う。

この箱型の何の変哲も無い地味な車に一見して誰も振り返ることは無いだろう。
地味なファミリーカーにしては多少のアクはある様に感じたとしても まさか魅力的に感じる事は第一印象としてまず無いのだ。

しかしながら更に言う。

この写真の車 アルファロメオ ジュリア TI スーパーは レースのホモロゲーション獲得の為に501台しか作られ無かったスペシャルモデルである。

1963年のツールドフランスでは3台のフェラーリに続き4位で入賞するという素晴らしい成績を残している。
つまりレーシングカーに決して見えない外見とは裏腹に この車は何よりもレーシングカーだったのである。



現世において過酷なレース経験の多かったジュリアTiスーパーは その生涯が故 残存台数が極端に少ない。
オークションに偶にかけられても予想入札価格は1250万〜1750万円となり かなりの高額になる。





例えば『蓼食う虫も好き好き』と言う言葉がある。
アルファロメオは恐らく強烈な辛さと苦味のする蓼なのであろう。

それを一度味わったがために好んで食ってしまう不幸な虫がいる。
おそらくその虫たちは救いようもないバカなのだと自覚しながらもさらに蓼を食い続ける。

憧れのジュリアTIスーパーを生んだ ジュリアTIに乗るまで恐らくあと1カ月。

ルドヴィコ.エイナルディーの曲が ジュリアの走りを一層美しくさせている映像がある。

ユーチューブを添えておく。






















































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