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宮ーooigawa2

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        2012-08-19       1688回目~ 五十猛のおじさん 












『ワンカップでいいよっ!』 と そのおじさんは言いました。




『ほら そこの道のぼって右に曲がって ちょっと行ったところで売ってるからさぁ~』




すでに赤ら顔で酔っ払いのおじさんは言うのです。 









この人と出会ったのは かれこれ1時間前になるでしょうか・・・




いわば車が砂浜にスタックしてしまったのを助けてくれた恩人になるのですが 出会いのきっかけなんて 『ふとしたこと』 としか言いようがなく だからこそ一人旅は楽しいと思うのです。














ここで一言つぶやきます・・・。




紀行文を書くとき 私の場合 結局は長文になってしまい このおじさんのイメージはボケてしまいます・・・。




本当はおじさんのことだけを書けばいいのでしょうが でも もう少し おじさんの登場は後にしたいと思うのです。




なぜだかうまく言えませんが どうしても出会う前から書き始めたいと思うのです。




書いたとしても たぶん おじさんとの出会いを大きく印象付ける対比にはなりません。









ただ 確か小学校のときの先生が言った言葉が私の耳に残ります。




『夏休みの作文を書こうと思えば まずは 頭の中にそのときの映像を浮かべなさい』




『後はその実況中継をすればいいのです』  と。














DSC_9769aa.jpg













日が高くなると共に私は 撮影に飽きてしまって 島根県の大田市五十猛町にある 和田珍味というお店で 朝昼兼用の食事をしていました。




なぜ観光客相手の干物屋さんで食事をしているかといえば・・・




やはり理由が無くて困ってしまいます。




まぁ 気まぐれだとしか言いようがありませんが ともかく引き寄せられるがまま 気がついたらお店に入っておりました(笑)




しかし この気まぐれが 大正解!




奥には日本海を眺めながら軽食が出来るコーナーがありまして メニューにあった 【白いかたっぷり いか焼 たまご入り】400円 を注文します。




うははははははは なんじゃこの美味しさは!!!




大阪では阪神百貨店のいか焼きが有名です。




しかし ここのはその比ではありません。




悪いけど阪神百貨店の方が負けてます。




何と言っても ここのいか焼きは いかの旨味でぎっしりです。




何と! いかの身に加えて いかのミンチが入っているそうで ボリュームと共に味は抜群でありました。














DSC_9778aa.jpg














少し空が白くなってますが 日本海のビューポイントとしても ここは最高の場所でありました。




日本海の夕焼けを求めて 多くのカメラマンがこの店に来るそうです。




とりあえず山陰線も 真横を走っていたりします(笑)









冷えた どくだみ茶が呑み放題でした。




まったりと時間をつぶしてここで居座ります。




【ふぐだし茶漬け】680円も魅力的でしたが お値段も張りますし それよりいか焼きのボリュームが凄くて食欲がありませんでした。




お店には 次々と人がやって来て活気がありました。




何やら この下の漁村を見て歩く観光ツアーをサービスでやっているらしく それを目的で多くの人が集まって来ているのです。









いや 正直凄いと思いました。




このお店に入ったとき 決して ふぐの味醂干しや 燻製や かまぼこ などの商品を お買い得なお値段だとは思いませんでした。




でも さっきのいか焼きの味や こういった集客努力をしてるお店の姿勢を見て 私はその店のお値段に 本物である信頼と納得を感じました。




私は 『頑張ってる』 を感じるお店が大好きです。




JALを復興した経営の神様 稲盛和夫氏が言ってます。




『安さを勝負にしているところは他所に任せましょう』




『私たちは それ以上高ければ注文が逃げるという このギリギリの一点で工夫をし そこで生き抜き 商売をしなければならない』  と。














DSC_9792aa2.jpg














まぁ きっかけは それで海岸線に下りてみたのです。




きっとツアーになるぐらいだから 魅力的な場所だと思ったのです。




いや この辺りの海岸線はどこも同じく魅力的に満ち溢れてる景色が続いています。




ですが この干物屋さんが私の背中を押してくれたのです。




だから 下りてみたいと思ったのです。














DSC_9788bbb2.jpg














下りてみれば トンビが空高く輪を描いてるような 長閑な漁港がありました。




競りの終わった魚市場では すでに後片付けも終わっていて人気も無く 辺りには ぽつん ぽつん と 活気のない釣り人たちが糸を垂らしているだけでした。




そんな悠長な午後の時間が心地良く 暑ささえなければいつまでもそこで昼寝でもしていたいような時間が流れます。









しばらくして・・・




そんな長閑な漁村を 一台の活気に満ちたトラックが 走って行きました。




緑の車体にクロネコの図柄 皆様ご存知 宅急便のトラックです。




トラックは 細い路地をくねくねと進み やがて曲がって下りてゆき その視線の奥に広がる白い海岸線をすっ飛ぶように走って行きました。














DSC_9798jjj.jpg














思えば その宅急便のトラックが罠だったのかもしれません。




別に宅急便のトラックが悪いわけではありませんが・・・(笑)




私は急に取り付かれたようにトラックの行った道を進み 白い海岸線に出てみたのです。









白い海岸線は 先ほどの珍味屋の加工工場がある他は 何もない場所でした。




とっても気持ちがいい場所だったので 私は少し舗装道路から逸れて記念写真を撮ることにしたのです。














DSC_9801lll.jpg














実際 ほんの少し逸れただけのつもりでした。




砂には薄っすらと轍もありましたし 草も生えて固そうでしたので つい舗装道路から砂浜に入ってしまっていたのです。




あはははは なんと 車はスタックしてしまい 前にも後ろにも進みません。




こうなればどんどん車が沈んでいくばかりで 車から降りたときの足の接地距離の低さに びっくりしてしまいました。









うまく説明出来ませんが 気分は とっても楽しく楽観的でありました。




古いワーゲンに乗っていたときに こんなことは山ほど経験してきたのでそう思える余裕があったのかもしれません。




ともかく私は砂から脱出するべく タイヤの下にかませる板切れを探します。




珍味屋の加工工場はお休みで無人です。




その隣の小屋に そのおじさんは居てたのです。














































 






























































山陰線

















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